訪問日:2020年11月29日(日曜日)
北九州空港へやってきました。
飛行機に乗るのではなくて、飛行機を見たり、空港ビル内にある足湯に浸かったりと、
空港内を散策してみたいと思います。
北九州空港からは、北九州~東京(羽田)間や、北九州~沖縄(那覇)、北九州~静岡への定期便がありますが、
コロナの影響により、沖縄、静岡線は運休しています。
国際線も運航していて、韓国、中国(大連)、台湾方面への定期便もあります。(現在は全て運休)
‘気軽にちょっと韓国へ!’のキャッチフレーズの通り、プサンならばわずか一時間で到着します。
北九州は、東京に行くより韓国に行く方が近いんです。
玄関前には、小倉城や関門橋、下関のフグといったイラストが描いてあります。
キリンが描いてあるのは、北九州市内に動物園が2園あるからでしょうか。
こちらは、国内線到着ロビーです。ほとんど欠航しているので、誰も中から出てきません。
一階ロビーには、セブンイレブンが営業しています。
二階の出発ロビーです。広々とした吹き抜けとなっていて、喫茶コーナーがあります。
エスカレーターで3階に上がれば、展望デッキと名物の空港の足湯、食堂街があります。
出発時刻表を見てみると、ほとんどが欠航していました。
11時46分に出発した後、次の便は5時間後の16時台です。
国際線は、全便欠航しています。
ちなみに、国際貨物便は運航しています。週二回、韓国からボーイング747の貨物機が飛んできます。
出発前の空港ロビーです。
今日は日曜日ですが、次の便の出発まで5時間もあるので、搭乗客は誰もいません。
ロビーにいるのは、僕のような空港散策者だけです(笑)。
お土産の売店も複数営業していますが、このように誰も空港に来ないのであれば、全然商売にならんでしょうね。
展望デッキに出てみると、飛行機が全然いません。
本来なら、JAL、ANA、スターフライヤーやFDA(フジドリームエアラインズ)の飛行機がいるはずですが、
ほとんど欠航しているので寂しい感じです。
おそらく夕方の出発まで待機している途中だと思います。
このような、ちょっとしたギャラリーもあります。
飲食街に行ってみました。九州ラーメンチェーンの山小屋さんと、お隣の出雲そばさんは、当面の間休業されています。
山小屋ラーメンのガラスには、有名人が訪れた際のサイン色紙が所狭しと掲示してありました。
九州に来たら、やっぱり九州ラーメン食べたくなりますよね(^^)/
食堂街で唯一営業している展望レストランですが、営業は14時までとなっていて、コロナの影響を強く受けている様子です。
北九州空港名物の、空港の足湯です。
離着陸の飛行機を眺めながら、のんびりと足湯で疲れを癒せるという、おそらく日本唯一の空港の足湯。
しかし、浴槽にお湯が入っていません。
当面の間、営業停止とのことです。コロナ感染のリスクがあるのなら仕方ないですね。
展望ロビーに出て飛行機が飛んでくるのをじっと待っていましたが、
次の到着は3時間後の15時…。寂しいですね。
と思って滑走路を眺めていたら、5~6人乗りくらいの小型機が離陸準備をしていました。
大型機が飛んでいるのを見ることが出来ませんでしたが、小型機のテイクオフは見ることが出来ました!
空港の外を歩いていると、スターフライヤーのエアバスA320が駐機してありました。
黒いボディがカッコいい飛行機です(*^^)v
近くに寄ってよく見てみると、エンジンにオレンジ色のカバーがかけてありました。
これは、長期で駐機する際に、エンジン内に虫や鳥などの動物が入ったりしないようにカバーをかけてあるものです。
長期で駐機している時に、虫や動物がエンジン内に入って巣を作ったりすることがあるそうです。
エンジンだけでなく、機体にある小さな穴は全てテープやカバーで塞いで駐機してあります。
同様の理由で、虫が穴に入り込んで計器類が誤動作する可能性があるそうです。
(運航する前に、全てのカバーやテープは外されます。)
他の国の話ですが、実際に小さな虫が機体の速度や高度を計測する穴に入り込んでしまい、計器が誤動作して墜落するという事故が遭ったそうです。
ほんの小さな虫でさえ飛行機を墜落させてしまうとは。
飛行機ってデリケートな乗り物ですよね(^-^;
新型コロナの影響で寂しい空港の様子でした。
一刻も早い終息を願うばかりです。