みなさんは、バイクに乗る時に胸部プロテクターを着けていますか?
僕は、いつも必ず着けて乗っています。着けていないと、怖いんです。
胸部プロテクターを着けていないと、転倒して胸部を激しく打ち付けた際に肋骨が骨折し、折れた骨が肺や心臓などの内臓を突き刺して命を落とすのだそうです。
怖いですよね((((;゚Д゚))))
胸部プロテクターは装着が義務化されていませんが、ヘルメット同様に必ず装備したいプロテクターです。
今回は、数種類の胸部プロテクターを使ってみたので、レビューしたいと思います。
まず、こちらは僕が8年間愛用しているRSタイチのスリーシーズンジャケットです。
ベンチレーション(通気口)があったり、インナージャケットの着脱が出来たりと、秋冬春を通して使用できます。
標準で肩、肘、背中にプロテクターが装備されています。
胸部プロテクターは別売りです。
コミネの胸部プロテクターは、頑丈で安心でリーズナブル!
僕が4年前から愛用していた胸部プロテクターがこれです。
コミネ製の胸部プロテクターで、ベルトで体にピッタリフィットして、
表面のプラスチック製のガードがとても頑丈にできており、
万が一の転倒時も怪我を最小限に抑えられそうです。
ただ、毎回ジャケットを着る前にこのプロテクターを先に着用しないといけないので、ちょっと面倒です。
それに、通気性が悪くて走行風も通らないため、夏場は結構暑いです。
しかし、面倒でも暑くても、自分の命と引き換えることはできません。
それ、暑くないですか????
ちょっと話が逸れますが、、、
真夏のマスツーリングの時、いつものように先述のコミネ製胸部プロテクターを着けていました。
あるツーリング仲間から、こんなこと言われました。
「それ、暑くないですか???」
んー、何と言うか、開いた口がふさがりませんでしたよ(^-^;
そりゃ暑いけど、命を落としたくありませんからね。
手軽にジャケットを脱ぎ着できるセパレート型もいいんですが、
RSタイチ ヘリンクス セパレート チェストプロテクター BLACK サイズ:MEN'S [TRV079]
※リンク先は、当プロテクターの最新モデルです。
話戻って、今度はセパレート型の話です。
これまで使ってきたコミネ製の一体型胸部プロテクターですが、
毎回プロテクターを「着て」からジャケットを着る手間が煩わしく感じてきたので、
セパレート型の胸部プロテクターを買いました。
RSタイチのジャケットには、このようにCPSと呼ばれる胸部プロテクターを取り付けるためのスナップボタンがあります。
これまでは、胸部プロテクターを先に着てからジャケットを着るという手間が2度もかかっていましたが、
セパレート型は、ジャケットを着ると胸部プロテクターも同時装着できるため、
手間も減って気軽にジャケットを着れるようになりました。これは便利。
プロテクター自体に厚みがあるため、胸とお腹がもっこりなシルエットになります(笑)。
それはいいとして、
このセパレート型の最大の欠点?は、プロテクターが左右に分割されている構造上、胸の中央部はプロテクトされないことです。
転倒した時に体の横や片側から衝撃を受けた場合はプロテクトされるのですが、
真正面から衝撃を受けた場合は、プロテクターを着けていない時と同様に、
肋骨が骨折して内臓にダメージを与える可能性があるかもしれません。
そう思うと、心配で運転に集中できませんでした(笑)。
結局、セパレートタイプの胸部プロテクターは、2度着用しただけで使わなくなりました。
やはり、左右一体型の方が安心安全だと思います。
一体型でジャケットに装着できるタイプがおすすめ。
【在庫あり】RSタイチ RS TAICHI TRV064 TECCELL チェスト プロテクター(ベルトタイプ)
※リンク先は、当プロテクターの最新モデル です。
RSタイチから、こんな胸部プロテクターが発売されていました。
ベルトで体にフィットする一体型胸部プロテクターです。
着用のベルトは取り外し式で、RSタイチのCPSシステム対応のジャケットに直接取り付けることができます。
胸の中央部から脇腹までカバーする範囲は広くて安心です。
素材はハニカム構造となっていて、夏場でも通気性が良さそう。
また、強い衝撃をハニカム構造がつぶれて分散させる仕組みで、怪我のリスクを軽減できそうです。
RSタイチのジャケットに装着してみました。
このように、スナップボタンで簡単に取り付け取り外しができます。
そして、胸部プロテクター自体が意外と薄くて軽いので、
プロテクターを装着した状態でも、シルエットは全く違和感がありません。
このプロテクターは、すごく優秀です。
プロテクターを装備している姿こそ、ライダーの正装。
ショルダーパッド、エルボーパッド、脊髄プロテクター、ニーパッド、グローブ、ヘルメット…
体を守るプロテクターは、胸部以外にも色々とあります。
プロテクターを装着するのは面倒、カッコ悪い、恥ずかしい、、、? いいえ、
僕は、
プロテクターを装備している姿こそ、ライダーの正装
だと思っています。
バイクが好きだからこそ、安全装備と安全運転で楽しみたいですね(^^)/
過去にレポートしたプロテクターシリーズの記事もご参考ください。