以前、中古のロングスクリーンを購入して自分で磨いて使っていました。
当ブログをチェックしていただいている方には記憶に新しい、あのマツダスピードのスクリーンです(笑)。
記事へのリンクを貼っておきます↓。
うーん、何と言っていいのか、今回は
やり過ぎは禁物ってお話です(笑)。
スカブの純正ロングスクリーンです。
某オクで落札した時は黄汚くて見るも無残な状態でしたが、一生懸命に磨き上げて、
画像のようなクリアな状態に戻りました。
スクリーン越しの視界は100%クリアではありませんが、路面の状態を確認するには十分な視界でした。
しかし、これを見てください。光の当たり具合で、画像のように浮かび上がる白い無数の傷!
強い日差しが当たると、白く視界を遮ってしまいます。これが目立って気になっていました。
どうにかしてこの傷を消せないかと、試行錯誤を繰り返していました。
耐水ペーパーで、600番~1000番まで順に研磨して行きました。
細かい傷は半分ほど消えましたが、全体的に白っぽくなってしまい、光沢が無くなってしまいました。
そこでピカールの出番!
ところが、ピカールで研磨しても元のようにクリアにはなりませんでした。
どうにかしてクリアに戻せないか?色々調べていると、目の細かい超精密仕上げ用の4000番から10000番までの耐水ペーパーが有効とのことで、ホームセンターで買ってきました。
これは、プラモのクリアパーツの磨きだしに使われる耐水ペーパーだそうです。
バイクのスクリーンも素材的には似たようなものだし、大丈夫でしょう。
ということで、水を付けながらゴシゴシと磨き上げていきますが、、、
全然透明には戻りません。逆に、やればやる程曇っていく感じ。
どうやら目の粗い耐水ペーパーで研磨しすぎて、スクリーン表面のクリア層を完全に剥がしてしまったようです。
こうなってしまうと、どんなに磨いても透明には戻りません。やり過ぎです。
失敗したー(;^ω^)
ならば、クリアスプレーを吹いてみれば光沢は復活するのでは?
とりあえず、自宅にあったクリア(光沢)スプレーを施工してみることにしました。
3回塗装を繰り返しました。上手くいくのか?
スプレー完了!しかし、全然クリアになりません。
全く向こうが見えなくなっちゃいました…。
とりあえず、車体に取り付けてみました。
うわー、何じゃこりゃ?スクリーン越しに何も見えません!
目線はスクリーンの上になるので、通常の運転には問題ないにしても、低速時等で路面状況が全く見えなくなるのは危ないです。
大失敗です。もう元には戻せないので、このスクリーンを使うのは諦めます。さらば元マツダスピード(笑)
で、納車時に付いていたショートスクリーンを急遽取り付けました。
前オーナーが、純正のロングスクリーンを半分カットしていたものです。何か見た目のバランスが悪い感じ?
スクリーンが低くて遮るものが無く、視界良好です。気分転換に、しばらくショートスクリーンで乗ってみました。
でも、やっぱりロングスクリーンの方がいいです。
ヘルメットのシールドを上げたまま走れるし、雨風凌げるし、風切り音も静かだし、ツーリング中の疲労とストレスを軽減できます。
中古のロングスクリーンを某オクで探してみましたが、送料込みで9000円前後。
中古品なので、もれなく黄色く汚く変色しております(笑)。
しかし、また中古品で同じ過ちを繰り返したくない(これ重要!)ので、
純正の新品のロングスクリーンの値段をバイクショップに聞いてみました。
すると、純正の新品は、
21560円税込だそうです。
意外と安いじゃん。
もう失敗したくないので、新品を注文します。
やり過ぎてお金と労力と時間を散財しましたが、この失敗はプライスレスってことで(笑)。