先日我が家にやってきた新しい古いバイクの初代スカイウェイブ400(笑)。
現在、レストア作業真っ最中です。レストア進捗や走行インプレッション等は、後日記事を書きたいと思います。
今回は、狭く見えて意外と広い初代スカブのトランクについて検証してみたいと思います。
初代スカブのシート下には、A3サイズのアタッシュケースがすっぽり入る大きさが確保されたトランクがあります。初代スカブが発売された当時、雑誌のスクーター特集に、『広い割に浅いトランク』と酷評されていたのを思い出します。
確かに、初代スカブの現車のトランクを見た第一印象は、『浅っっ!』でした。そんな狭いトランク内に車載工具が陣取っていて、まずはこれを撤去して、広さを少しでも確保したいと思います。
車載工具は、フロントのグローブボックス内に移設しました。
このグローブボックスは、Gマジェスティのように広くはありません。常時使用しない車載工具や車検証等を入れて鍵をかけておく使い方が正しいかも。
車載工具を撤去した跡に、工具を固定するバンドと金具が残っています。
この金具を撤去して、ほんの少しだけでもトランク内のスペースを確保できました。
ちなみに、搭載されていた車載工具の中身はこれ。この充実ぶりに驚きます。
昔のバイクって、車載工具が豪華だったんですよね。
『広く浅いトランク』にヘルメットは収納できるのか?高さがないので、トランクを閉じられないように見えますが、、、
よく見ると、シート裏に丸くくり抜かれた部分があり、ここに合うようにヘルメットの頭を合わせて収納すれば、トランクはきれいに閉じます。よく考えられていますね。
また、このようにシート下にヘルメットホルダーが左右2か所用意されています。手荷物がトランクを占領している場合、ヘルメットはここに引っかけます。
さて、どれくらい物が入るのか検証してみます。
写真にあるのは、左からジャケット、胸部プロテクター、オーバーパンツ、ニーパッド。
ツーリング先でバイクを降りて、ジャケットやプロテクターを脱いで身軽になって散策したいときってありますよね。
脱いだこれらの装備をトランク内に収めることができるのでしょうか。
ジャケットやパンツを普通に畳んで、意外にも全部収まりました。間口が広いので、小さく畳む必要もありませんでした。
問題はこれでトランクが閉じられるかどうか。
浅いので、荷物がトランクの淵から飛び出していますが、、、
このように、シート裏に10センチくらいの余裕があり、トランクをきれいに閉じることが出来ました。
狭く見えて、意外にもたくさん荷物が入る初代スカブのトランク。さすがにGマジェスティのようにヘルメットと荷物を一緒に収納することは不可能ですが、僕にはこれだけあれば十分です。
納車された当初からリアキャリアが装備されていましたが、シート下のトランクで容量的に十分だったので、リアキャリアは撤去しました。トランクに収まりきれない荷物があった場合、リアシート上に積載したいと思います。
あと、シート下のエアクリーナーが収まっている部分のカバーに、カエルっぽいデザインがありました。
トランクを開ける度に、カエル君が見守っています。恐らく、安全運転で無事に家に帰ってね!ってことなのかな。それが、スカブの開発者の方からのメッセージだったのかもしれません。