RB1オデッセイ純正のインターナビにスマホをBluetooth接続して、
現代のカーナビでは出来て当たり前の
- ハンズフリー通話
- スマホから音楽再生
- 天気や渋滞情報等、ネット上からの情報表示
こうした機能が使えるようにしたいと思います。
インターナビとスマホをBluetooth接続するには、専用のアダプターが必要になります。
今回は、このアダプターの入手、取付と接続方法を紹介したいと思います。
⭐各項目へのショートカットです↓
- そのままではBluetooth接続できない
- Bluetooth専用アダプターが必要
- ヤフオクでアダプターを落札!
- インターナビとBluetoothアダプターの接続と通信
- ハンズフリー通話と音楽再生
- 別売りBluetoothアダプターをどうやって入手するか
そのままではBluetooth接続できない
メーカーオプションのHDDインターナビ。ルート案内、検索、道路標識の情報等、非常に情報量の多い優秀なナビです。
ただ、RB1オデッセイの登場が2003年。2003年当時、ケータイはガラケー(2G)時代。iPhoneの日本上陸は、ずっと先の2008年のこと。
当時、ナビとケータイをBluetooth接続して、ワイヤレスでハンズフリー通話やオーディオ再生することは想定されておらず、設定項目にBluetoothに関する項目はありません。
通話やナビに情報受信する際に、ケータイをナビに接続するためのガラケー用ケーブル(2G用)が付属していました。
2019年現在、2Gのガラケーは停波しており、RB1オデッセイでハンズフリー通話やナビ通信は、そのままでは接続できません。
Bluetooth専用アダプターが必要
※アイ・オー・データ機器HPより
ネット上で調べてみると、RB1オデッセイのインターナビとスマホをBluetooth接続するアダプターが存在することが分かりました。
しかし、既に生産販売終了しており、入手するには、ヤフオクやメルカリ等で中古を探す他ありません。
アダプター(中古品)は、アップガレージで入手可能!
⬆️中古カー用品専門店の【アップガレージ】さんで入手するという方法もあります。
HPにて、【NVSPH-1】と入力して検索して下さい。
ヤフオクでアダプターを落札!
※ヤフオク出品者画像より
すると、ヤフオクにてほとんど使用していない美品を発見。新品の定価が2万5千円だったのに対し、3万2千円即決の強気価格で出品中でした。
インターナビアダプターの製品情報はこちらへ↓
https://www.iodata.jp/product/tsushin/caradp/nvsph-1/index.htm
結局、即決3万2千円で落札しました。高くても落札した理由は、別売りのガラケーケーブル(4000円くらい)が付属していたことと、
インターナビ通信をする際に必須となる『カオパネ』というアプリがインストールされたスマホ本体がおまけでついてきたことです。
このカオパネアプリ、既に配信終了しており、アプリ自体を入手することは不可能です。3万円超で落札するには十分な内容でした。
シニア向けのらくらくスマホは使い勝手が悪いので、この端末に入っていたSDカードを手持ちのXperiaに入れて、SDカード経由でカオパネアプリをインストールしました。
本来なら動作対象外だと思いますが、特に問題は起きませんでした。
インターナビとBluetoothアダプターの接続と通信
ケーブルを接続して、センターテーブルの小物入れに綺麗に収まりました。
取説をよく読めば、接続は難しくありませんでした。
通信するための設定をナビに入力して、ネット通信してみます。
カオパネアプリを起動してBluetooth接続すると、ナビとスマホが接続中になります。
ナビ画面には、ユーザー確認していますと出ています。
ガラケー(2G)時代の通信を前提にしているようで、通信速度は遅くて結構時間がかかります。
しばらく待つと、接続完了となります。
これがインターナビのホーム画面です。色んな情報項目があります。スマホで情報通信する場合は、スマホの定額プランに含まれるそうです。
試しに天気予報を検索してみると、なぜか飯塚の天気予報が出てきましたが、ちゃんと最新の情報を得ることができました。
また、車の走行距離情報を拾ってナビ上に連動させているようで、次回のメンテナンスの時期や距離の目安が表示されます。
ホンダトータルケアに申し込むと、このようにナビから拾った車の走行距離やメンテナンス等の情報を、ネットを介してアプリ上に表示することができます。
非常に便利なのですが、最新の情報を更新するには、毎回カオパネアプリを立ち上げてネット接続する必要があり、実用性は劣ります。
また、インターナビVICSという、ホンダのサーバーを通してリアルタイムの渋滞や道路情報をもとにルート検索する機能がありますが、同様にカオパネアプリ立ち上げが必須で面倒です。
FM経由のVICS情報は常時受信できるので、インターナビVICSをわざわざ使う必要性はないと感じました。
最新のインターナビでは、通信モジュールが標準装備なので、わざわざスマホを介して情報受信、更新する必要はないようです。
ハンズフリー通話と音楽再生
ハンズフリー通話は、問題なくできました。ステアリングにある受話、終話ボタンで電話に出たり、電話メニューを立ち上げたりできます。今やハンズフリー機能は必須ですよね。
あと、オーディオをVTRに切り替えることで、スマホの音楽をワイヤレスで再生できます。RB1のスピーカーは、結構いい音がします。
ちなみに、ハンズフリー通話と音楽再生に関しては、カオパネアプリの立ち上げは不要です。
ハンズフリー通話とBluetoothオーディオ再生は、全く問題ありません。
既に10年以上前のナビですが、Bluetooth接続するおかげで現代のナビと同じように使えるようになりました。
※後日談:
ハンズフリー通話は、相手方にこちらの声が雑音交じりで聞こえるようです。ハンズフリー通話の通話品質については、あまり期待しない方が良いと思います。
別売りBluetoothアダプターをどうやって入手するか
Bluetoothアダプターは、非常に入手困難
スマホとBluetooth接続することにより、ナビの使い勝手が上がるのは良いですが、
既に生産終了となっているBluetoothアダプターをどうやって入手するかという点が、一番の問題ですね。
ヤフオク、メルカリで落札する方法もありますが、非常に価格高騰しています。
または、中古カー用品専門店のアップガレージで購入する方法もあります。
アップガレージさんのHPで検索してみると、1万円前後で販売されています。
通販も可能です。見つけたら、即買いですね。
市販のBluetooth FMトランスミッターなら、店舗で入手可能
ハンズフリー通話機能が必要なく、スマホの音楽再生だけであれば、
カー用品店や電機店で市販されているBluetooth FMトランスミッターを導入するのが一番早くて現実的だと思います。
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僕は、社外ナビに交換することによりインパネまわりのデザインが崩れるのが嫌だったため、Bluetoothユニットを導入しました。
もしも、それが気にならないのでしたら、Bluetooth対応の最新式社外ナビに交換するのが一番早いかもしれません。