現愛車のTMAXについて、ちょっと気になる点をレポートしたいと思います。
僕とTMAXとの出会いは、今から6年前の2011年のこと。
これまで乗り継いだTMAXは2台。また、4型を試乗したこともあります。
数か月間、別の車種に乗っていたこともありますが、3か月で再びTMAXを買い直した程のTMAXオーナーです。
TMAXの良いところ、オートバイとしての素晴らしいところについては、数多くのブロガーさんがインプレッションされているので、今回は採り上げません。
TMAXについて、実際に所有してみてわかったこと、ちょっと気になるところついてレポートしたいと思います。
●これまで所有してきた歴代TMAXの紹介。
●実際に所有してみて分かった、TMAXのちょっと気になるところ
結論から言うと、
取り回しが、めちゃくちゃ重いです!
車庫入れや、駐車場からバックさせる時、押したり引いたりがめちゃくちゃ重いです。
これ、TMAXの最大の弱点だと思います!
装備重量が225㎏もあるので、それなりに取り回しも重いのは当然ですが、
この取り回しの重さの原因は、TMAX独特のある機構が関係しているように思います。
それは、TMAXのスイングアームに内蔵されている2段掛けのサイレントチェーンと、チェーンオイル。これが取り回しの重さの原因なのでは?
TMAX1~3型は、密閉されたチェーンケースの中に、チェーンが粘度の高いチェーンオイルに浸かっているため、押したり引いたりが重く感じるのではないでしょうか。
(チェーンの掃除や給油のメンテナンスは一切不要なので、楽なんですけどね。)
車重が200㎏オーバーのリッターバイクや、ハーレー等の大型車が、意外にも軽々と取り回しをしているのを考えると、
TMAXの取り回しの重さの原因は、この粘度の高いチェーンオイル自体が問題なのでは?
他のブログを参照してみると、チェーンオイルを純正以外のものに変更したところ、
驚くほど取り回しが軽くなったという記事を拝見したことがあります。
これまで、取り回しを軽くするために、バーハン化やリチウムイオンバッテリーに交換して軽量化を試みたりしましたが、
劇的な改善にまでは至りませんでした。
そういえば、納車から現在まで一度もドライブシャフトオイルを交換していませんでした。
メーカーの交換指定は1万kmごと。
既に1万3000km走っているので、交換したら少しは軽く取り回せるようになるかな。今度交換してみます。
交換後の変化は、また記事にUPします。
※2019年6月21日追記
1万4000km走行後に、ドライブシャフトオイルを交換しました。
交換後、取り回しやフィーリングに変化はあったのか...?
特に変化なし!でした。
交換しても、やっぱり取り回しは重いまま。タイヤの空気圧は正常です。
駐車するときや、車庫に入れるとき、苦労するんです。
バックギアを付けて欲しい(笑)。
TMAXが重いのではなく、僕の体力が衰えてきたと言った方が正しいかも。
☆では、TMAX530(4型)はどうなのか?
この4型より、排気量の拡大が図られて530CCとなると同時に、チェーン駆動からベルト駆動に変更され、バネ下重量の軽減による走行性の向上が図られたとのことです。
実際に試乗してみて、走行性の向上は体感できませんでしたが、
はっきりと違いがわかったのは、取り回し軽っ!ということでした。
ドライブシャフトオイルに浸かったチェーンがベルト駆動に変更され、その分の抵抗が減ったからかもしれません。
●最後に…TMAXとは何か?
辛口レポートとなりましたが、TMAXとは、
街乗りからスポーツ走行、ツーリングまで、様々なシチュエーションで活躍する万能マシンです。
僕のように、TMAXに乗った人は次もTMAXを選ぶように、長く乗れる一台だと思います。
一般的に認識されているスクーターという固定概念を完全に捨て去った時、TMAXは、オートバイとしての最後の答えとなりうると思います。
TMAXを検討されている方へ、参考になれば幸いです。