訪問日:2018年11月1日木曜日
久しぶりの更新となりました。PCの不調といろいろとトラブルがありまして(笑)、更新が遅くなりました。
PC不調の件については、また別記事で報告しようと思います。
さて本題ですが、今年も佐賀のバルーンフェスタに行ってきました!
昨年は、結局バルーンが飛んでいるのを見ることはできなかったので、今年はリベンジということで、早朝に佐賀を訪れました。
昨年、午後の部(15時開始)の競技を見に行ったのですが、強風の影響で中止となりました。午後より午前のほうが気流が安定しているので競技が開催されやすいという情報を得ていたので、今年は早朝の部(午前7時開始)を見に行きました。
深夜4時に出発し、真っ暗な国道200号と佐賀平野を突き進みます。
午前6時15分頃に会場に到着!ようやく空が明るくなり始めた頃です。
早朝にも関わらず、会場には既に見学者が結構いました。
間もなく朝日が顔を出します。それと同時に、会場のアナウンスの放送が開始されました。
『今日の午前の競技は・・・・・・・・・開催・・・・・されます!!!!』
という発表に、会場は沸きます。バルーンの飛行を初めて見ることができます。早起きしてきてよかった!
ちなみに、会場のMCの方のアナウンスを聞いていて知った情報なのですが、バルーンのゴンドラには4本のガスボンベが積んであり、新品のバルーン(まだ製造されたばかりの状態)であれば、ガスボンベ1本で30分から40分の飛行が可能とのことです。
4本でおよそ2時間飛行できる計算です。
テストでバーナーに点火する真っ赤な炎の大きさにびっくり。まだ薄暗い中で見る炎に、周囲とバルーンが照らされます。
開催者側のバルーンがまず準備して、先に飛び立ちます。
『ミゾタ』のバルーンが離陸すると、会場は沸きます。パイロットが手を振って応えます。
いってらっしゃーい!のアナウンスに合わせて、会場のお客さんがバルーンを見送りました。
午後7時より、競技に出るバルーンが準備を始めます。次々と膨らんで立ち上がるバルーン。
離陸前に、パイロットによる申告が必要とのことです。30分以内に離陸しなければならないというルールがあるため、準備が整い次第、次々と離陸していきます。
空に浮かぶ無数のバルーン。佐賀バルーンフェスタといえば、この風景ではないでしょうか。
嘉瀬川の河川敷を離陸し、着陸地点は白石町役場付近とのことで、飛んでいくバルーンをバイクで追いかけてみました。
途中、低空飛行する箇所があり、マーカーを投下するポイントに到着。
地上には、バルーンのチームのワゴン車が既に到着しており、地上から無線で指示を出しています。パイロット一人の力では飛ぶことはできず、チームワークが必要な競技ということがわかります。
バーナーの轟音が断続的に聞こえて、低空飛行しながらマーカーを投下するバルーン。
ちょっと電線が邪魔でごめんなさい。
白石町役場付近の着陸地点付近にやってきました。
徐々に高度を下げながら着陸を試みるバルーンが集まってきます。
画像ではわかりにくいですが、上空にあるバルーンは画像左方向に進んでいるのに対し、地上付近のバルーンは画像右方向に進んでいます。
高度によって、風向きが全く異なるということがよくわかります。
地上付近に降下しても、思ったより風速があって流されてしまい、着陸やり直しで上昇、また場所を変えて着陸を試みて…といったことが繰り返されます。バルーンの着陸は、非常に難しそうなことが伝わってきました。
バルーンの操縦は、上昇下降はバーナーでコントロールできますが、左右方向への移動は全て風まかせ。風向きと風速を読みながら飛ぶのはとても難しい作業です。
以前、佐賀のバルーンミュージアムにて、実際にバルーンの操縦シミュレーターを体験したことがあるのですが、次々と変わる風向きと風速に翻弄されて、全然うまく飛べませんでした。
バルーンのパイロットは、本当に凄いと思います。
何度も着陸をやり直し、ようやく着陸しました。離陸から着陸まで見届けてから、嘉瀬川河川敷の会場に戻りました。
会場に戻ると、バルーンファンタジアが終わろうとしているところでした。
会場には、九州各地より集まったご当地グルメの屋台があり、これもバルーンフェスタの楽しみの一つ。
すると、宮崎名物の辛麺がありました。今年の夏にツーリングで宮崎を訪れた時に食べたのですが、これが本当においしくて感動しました。佐賀であの辛麺に再会できるとは。
辛麺は、このようにこんにゃく麺となっていて、弾力があってとても食べ応えがあります。辛すぎず、マイルドな感じの辛い麺といった感じです。一度ご賞味ください。
ということで、今年はバルーンの競技を見ることができて、昨年のリベンジを果たすことができました。
午後の部は中止になる可能性が高いため、本当にバルーンフェスタを楽しむのであれば、早起きして佐賀を訪れることをおすすめします。