TMAXのプラグ交換をしました。型番は、CR7EIXです。
NGKによると、点火プラグの交換時期は3000〜5000kmとのことです。
実は、今まで使っていたNGKのイリジウムプラグは、以前乗っていたTMAXから引き続き使い回していた物で、既に1万4千kmも走行しています。
交換時期を大幅に過ぎていて、さすがにこれはマズいと思って交換しました。
過去にプラグ交換したときの記事はこちら↑
よく見比べると、若干中心電極が丸く減っているかなといったレベル。
焼け方はとても綺麗です。
ほんの少しだけ電極が丸くなっています。
新品に交換して、早速テストランしてみました。
で、テストランしてみた結果、特に何も変化はありませんでした。
始動性も変化はなく、低速、中速、高速域での加速やレスポンスは、何一つ変わりませんでした。
だったら、わざわざ交換する必要はなかったかも知れません。
メーカー推奨交換時期を3倍も過ぎていましたが、意外にもイリジウムプラグは超寿命であることがわかりました。
メーカーの交換時期より長く使用する場合、自己責任でお願いします。
あ、一つ重要なことですが、プラグ交換後はアイドリング回転数が変わるので、調整を忘れずに。
メモ:プラグ交換57000km
2018年8月2日追記:
プラグと燃調について調べていると、理想的なプラグの焼け方という記事を発見。
中心電極の周囲の白い碍子(ガイシ)の色で焼け方の良し悪しを見るのだそうです。
そこで、過去に使っていたプラグの焼け方を調べて見ました。
左から、TMAX2型(インジェクション車)で走行数百km走行のプラグ、
そして、参考までに右側がW650(キャブ車)で数百km走行のプラグ。
中心電極周囲の碍子の色が、TMAXは白、キャブ車であるW650では灰色に焼けています。
理想的なのは、写真右側のW650のプラグのように、灰色に焼けていて乾燥している状態だそうです。
TMAXのプラグは真っ白。これは、燃調が薄いことを示しているようです。
インジェクション車なので、排ガス規制を逃れるために、かなりの稀薄燃焼(リーンバーン)にセッティングされているようです。
なので、燃調を+10でセッティングしてみました。高速域での伸びが良くなりました。燃費については、ほぼ影響は無い感じ。
もしかしたら、インジェクション車は多少燃調を濃くした方が本来の性能を発揮できるのかもしれません。