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~何気なく撮った写真と旅の記憶~

TMAX(2型)のトランク容量と積載性について

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TMAXを検討されている方で、最も気になっていることの一つが、
トランク容量の小ささではないでしょうか。

 

もともとスポーツバイクとして誕生したTMAX1型と2型。
なので、トランク容量はヘルメット一個+αの最低限の容量しかなく、
ハンドル下のグローブボックスは、缶コーヒーの缶さえも入らない程度の小物入れが一個あるだけ。
スーパースポーツに大容量トランクなんて必要ないだろ!?という割り切りの良さが、
またTMAXらしくて好きなんですが…(笑)。

 

ユーザー目線で、TMAX(2型)のトランク容量と実用性を検証していきます。
以下、いつものようにレビューをどうぞ(笑)↓

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ヘルメットといつも持ち歩くカメラバッグをトランクに入れてみたところ。
間口の広さは十分だが、後方はタイヤハウスがあるため、
バッグを入れると深さが足りなくてトランクが完全に閉まらない。

こちらは、以前試乗したTMAX530のトランク。
間口の広さは1、2型と同じでも、こちらは全体的に深さがあるため、
ヘルメットとカメラバッグが入ってトランクをしっかり閉めることが出来た。
おそらく、3型以降の高く跳ね上がったテールデザインのおかげで、トランクの深さも深く取ることが出来たのだと思う。

 

ツーリング等でトランクが満杯の時のために、ヘルメットホルダーを取り付けてみた。

ハンドル下に増設したアームに、汎用のヘルメットホルダーを取り付けた。

このように、ヘルメットのDリングをホルダーでロック。

これで、ハンドル上にヘルメットをロックして置くことができる。
また、トランクに入りきらない荷物は、ツーリングネットでリアシート上にくくりつけたり、
リアボックスを取り付けたりしている方もよく見かける。

www.xperia.life
自作でヘルメットホルダーを増設しました。
ヘルメットを引っかけやすくなり、使い勝手もよくなりました。
材料費は、たったの128円でした(笑)。
こちらの記事もご参考ください。

 

ちなみに、最新モデルの2017年型(5型)では、
ついにヘルメット2個収納できる容量が確保され、
長年の懸念事項だったトランク容量不足は解消されました。
それに、電動スクリーン、グリップ&シートヒーター、クルーズコントロール装備など、
何かラグジュアリーな方向に進化しています。
BMWのC600sportsを相当意識しているのがよく分かります(笑)。BMWは一度乗ってみたい。



トランク容量の小ささを気にされる方も多いと思いますが、
小さいと言っても、原付スクーターのトランクよりは1.5倍程広く、
一般的なバイクはメットイン自体がないことを考えると、
必要十分で最低限な実用性は確保されています。

実際、手荷物やバッグなどをトランクに放り込んで収納できるし、
これこそスクーターならではの使い勝手です。

 

それでいて、ツーリングでリッターバイクについていけるだけのパワーはあるし、
直進安定性の高さ、コーナリング性能とブレーキ性能の高さとコントロールのしやすさ、
車体剛性の高さといった基本的性能は
一般的なスポーツバイク並のポテンシャルを持ち合わせています。

 

トランクの容量が少ないのは不便だけど、
それを覆すくらいの走りの楽しさがあるのがTMAX

出来れば収納云々ではなくて、走りで選んで欲しいマシンです。

 

TMAX1型2型を検討されている方の参考になればと思います。