ちょっとそこまで

~何気なく撮った写真とバイクと旅の記憶~

TMAX530試乗レポート

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正面より。これまでのTMAXは、曲線を基調としたデザインが特徴だったが、TMAX530は直線でエッジの効いたデザイン。
しかし、初代TMAXから続く二眼式ヘッドライトと、そのサイドにあるウインカーは継承されており、一目見てTMAXだと分かる。

ヤマハ的に『スポーツバイク』のカテゴリーに属するTMAX530。
先日、一日レンタルで試乗できたので、そのインプレッションをお届けしたいと思います。


僕は以前(と言っても4ヶ月前まで)、TMAXの2型(2004年型インジェクションモデル)を約5年間所有していました。
今回は、TMAX530とTMAX2型(以降2型と表記します)の比較インプレッションがメインとなります。



リアビュー。テールランプ周りと高く跳ね上がったマフラー、別体式となっているリアフェンダーなど、YZF-R1を彷彿とさせる。
また、スクーターとは思えない迫力の幅広リアタイヤは、初代TMAXから続くアイデンティティ

左サイドより。一般的なスクーターとは異なり、後輪がドライブベルト駆動になっている。
これにより、バネ下重量が軽減されてロードホールディングが良くなった・・・と、プロの二輪ジャーナリストの方はインプレッションされているが、僕的にはどう変わったのか全く分からなかった。
ただ一つわかるのは、車体を押したり引いたりする時の取り回しが軽くなったという点。

右サイドより。高く跳ね上がったマフラーとリアフェンダー。リアブレーキは大径化され、制動力は非常に強力。

ハンドル周辺。幅が狭めのハンドルは若干遠めにセットしてあり、ポジションは軽く前傾。
スクリーンは2段調整式で、画像は下段にセットしてある。ヘルメットに風がマイルドに当たる程度に走行風を軽減してくれる感じ。

計器類は、アナログ式でとても見やすい。メーター照明は赤となる。

マルチインフォメーションディスプレイには、気温と燃費計を切り替えて表示出来る。
この試乗車の平均燃費は24.5kmとなっていたが、僕が試乗して満タン法で計測したところ、リッター22kmだった。
これは2型に乗っていた頃の燃費と全く同じだった。

シート下のトランクは2型に比べて深めになっていて、ヘルメット一個とカメラバッグがスッポリと入った。2型ではヘルメットを入れるとカメラバッグは入らなかった。

【インプレッション】
まず、全体的な印象を一言で表すのならば、『化け物的進化したTMAX』と言える。

アクセルを回すと、そのレスポンスの速さに驚く。
2型では0.2〜0.5秒くらいのタイムラグがあったが、TMAX530ではそのもたつく瞬間がほとんどない。これは、マニュアルバイクと同じ感覚。

アクセルを回すだけで、2型以上の強烈な加速を体験できる。ワンランク上の排気量のバイクを運転しているかのような感覚。
これは、わずか30ccのボアアップの恩恵だけでなく、全体的にローギヤード化されている関係もあると思った。

2型では、時速60km時のエンジン回転数は3500回転だったのに対して、TMAX530では4200回転くらいを差していて、いつでも次の加速を待ち構えているかのようだった。
そのため、全体的にエンジン回転数は高めとなり、人によってはちょっとエンジンがうるさく感じるかもしれない。


ワインディングを少しハイペースで攻めてみると、TMAXはスポーツバイクであることを実感させられる!
コーナー手前でフロントブレーキをかけてバンクさせると、望んだ通りのバンク角でコーナーを回っていく。
特に、下りのタイトコーナーが最高に楽しい。しかも、オートマチックなのでシフト操作は何もいらないから、コーナリングに集中できる。
純粋に、コーナリングはこんなに楽しいんだということに気付けるバイクがTMAX。これは、初代TMAXから何一つ変わっていない不変のDNA。

また、TMAXの走りのよさを支えるのが、車体剛性の高さ。
もともと初代TMAXから車体剛性は非常に高く、橋の継ぎ目やマンホールの段差を越えた時でも、車体のよじれは全く感じられないほどの剛性感。
これほどの剛性のあるシャシーだから、強力なエンジンとブレーキが生きるのだと思ったし、安定したコーナリングが実現できるのだと思った。



・・・以上がインプレッションでした。TMAX530を検討されている方の参考になればと思います。
迷っているあなたに、間違いなくおすすめのバイクです!