訪問日:2016年1月14日木曜日
地図を見ていると、奇妙な地形を発見した。
新門司港の埋立地に囲まれた島がある。これは一体何だろう?
航空写真で見てみると、。埋立地造成で陸続きになった小島のようだ。
しかし、島の周辺は埋め立てられず、島としての形は留めてある。
市内にこんな不思議な場所があったとは。ちょっと行ってみることにした。
津村島と埋立地はこうして陸続きになっていて、歩いて上陸出来そうな感じだが・・・
津村島は立入り禁止になっていた。津村島緑地公園から、海越しに見学してみることにした。
この桟橋はかつて船着場だったようだ。
津村島周辺は、このように遊歩道、ベンチと東屋などがあり、島の見学や散歩などが出来る。
津村島の北端。岩肌が白く、石灰岩で出来た島であることが分かる。
津村島と周辺地区の郷土の昔話が書いてある説明板があった。
津村島についての説明が書いてある。
かつて石灰岩の採掘が行われていたようで、39戸200人余りが住んでいたとのこと。
上の写真の右下にあるように、外海から海水が流れ落ちる現象をちょうど確認することが出来た。
小さな滝のように海水が内海に流れ込んできている。
石灰採掘によって出来た大きな池がある。
ちょっと分かりにくいが、外海からこの大きな池にも、海水が流れ込む様子を確認できた。
外海側から内海側を見る。水面に高低差がある。ちょうど満潮になっていて、内海側に海水が流入している最中のようだ。
右側に整備された津村島緑地公園が見える。
この緑地公園内では、ラジコンヘリや飛行機は禁止されている。
何かと話題に上るドローンの飛行禁止のことだと思われる。確かに、津村島をドローンで上空から散策してみたい気持ちになるのは確か。
しかし、周囲は海で風が常時非常に強く吹いており、ドローンやラジコンヘリ等はとてもまともに飛行やコントロールできないと思う。
釣鐘岩。かつては海の中に立っている岩だったようだが、埋め立てられて陸続きになっている。
釣鐘岩の説明板が設置してある。
津村島の南端。標高は20メートルほどあり、結構高く感じる。
津村島の対岸には、関西方面行きフェリーのりばがある。
北九州の海の玄関とも言える新門司地区には、まだ知らないスポットが多い。近場なので、また近いうちに散策してみたい。
何かおすすめスポットをご存知の方、よろしければ情報をお願いします。