訪問日:2013年11月2日土曜日
2011年11月30日をもって運行終了した関門海峡フェリー。
仕事で何度か利用したこともあり、当ブログでも運行終了前に乗船したが、
(当時のブログはこちらhttp://d.hatena.ne.jp/ztourer/20111113/1321196155)
あれから2年が過ぎた旧関門海峡フェリー乗り場を再び訪れて、現在の様子を調査した。
下関の老の山公園より。当日はあいにくの曇り空だった。
彦島側の旧フェリーのりばにやって来た。写真左にのりばの建物と、右に接岸設備等があったのだが、既に撤去されていた。
乗船車待機駐車場に書かれた『普』や『軽』の文字が残っている。
対岸に小倉の工場群が見える。のりば跡は、釣り人達で賑わっている。
二輪車待機場所の文字が微かに残っていた。
ここにバイクを停めてフェリーの接岸を待っていたのを思い出す。
こちらは、小倉側フェリーのりば跡。立入り禁止看板が立っているが、敷地内にて釣りをしている人が多数いた。
写真中央にフェリー接岸場所、その右に待合所と事務所があったのだが、こちらも既に撤去されていた。更地になって何も無くなった跡に、寂しさを感じる。
下関の彦島から小倉の日明港までを、わずか13分で結んでいた海峡フェリー。
フェリー廃止となった今では、彦島から小倉日明港まで関門橋と都市高速経由で実走して45分ほどかかる。
海峡フェリーの時短効果はとても大きかったことが分かる。
関門海峡フェリーは既に廃止となって久しいが、これからも風化せずに、関門海峡の風景と歴史の一部として、人々の記憶に残り続けて欲しい。