2013年3月15日金曜日
2016年度開通を目指し、建設が進む東九州道椎田南IC〜宇佐IC間。工事の様子を調査してきた。
【椎田南IC〜豊前IC間】
椎田南IC付近。写真奥が豊前IC方面。左に見える椎田道路から分岐し、南へ延伸する。橋梁工事は終了しているが、手前と奥の丘陵の切り通し工事はこれからのようだ。
豊前市川内にあるこちらの橋梁は、既に完成している。
おそらくこの付近の中津寄り(写真奥)あたりが豊前ICになると思われる。
【豊前IC〜中津三光IC間】
豊前IC〜中津三光IC間で一ヶ所トンネルがある。
福岡と大分の県境の山国川を渡る(写真中央の橋梁)。写真奥に、イオンモール三光店のピンクの看板が見える。
八面山より。写真中央に築堤が造成されているのがわかる。中津市街を避け、八面山の麓寄りに建設されている。
少し分かりにくいが、写真中央に、建設中の国道212号中津日田バイパスの城山トンネルがある。このトンネル周辺が中津三光ICとなる。海岸沿いにあるダイハツ工場(写真左上)と中津三光ICは、中津日田バイパスによって直結されるようだ。
別の場所から中津三光IC全体を見る。奥に見えるのが八面山。山裾を切り崩して大規模な工事が行われている。
【中津三光IC〜宇佐IC間】
上写真2枚。この区間はトンネルが連続する。
宇佐別府道路接続付近。奥に現在供用中の宇佐別府道路が見える。開通後はこちらが本線となる。
全線開通すると、休日の国道10号線の渋滞も改善される。また、沿線では日産、トヨタ、ダイハツ等の大きな工場が多く、物流の新しいバイパスとして機能できる。中津、宇佐、国東、別府方面の観光資源豊富な地域へのアクセスも改善される。
一方で、佐伯以南の東九州道も建設は進んでおり、本州方面から大分宮崎方面へのアクセスも最短ルートで結ばれることになる。全線開通は2016年度。